「 書評(は行) 」 一覧
『ぴんぞろ』(戌井昭人)_書評という名の読書感想文
2017/03/01 | 『ぴんぞろ』(戌井昭人), 作家別(あ行), 戌井昭人, 書評(は行)
『ぴんぞろ』戌井 昭人 講談社文庫 2017年2月15日初版 浅草・酉の市でイカサマ賭博に巻き込まれた脚本家の「おれ」は、まるでサイコロの目に導かれるように、地方のさびれた温泉街に辿り着く。そこであ
『ファイナルガール』(藤野可織)_書評という名の読書感想文
2017/02/27 | 『ファイナルガール』(藤野可織), 作家別(は行), 書評(は行), 藤野可織
『ファイナルガール』藤野 可織 角川文庫 2017年1月25日初版 どこで見初められたのか、私にはストーカーがついている。もう何年も。そして私の結婚が決まったあとも、携帯に電話をかけてくる(「去勢」
『舞台』(西加奈子)_書評という名の読書感想文
2017/02/03 | 『舞台』(西加奈子), 作家別(な行), 書評(は行), 西加奈子
『舞台』西 加奈子 講談社文庫 2017年1月13日第一刷 太宰治『人間失格』を愛する29歳の葉太。初めての海外、ガイドブックを丸暗記してニューヨーク旅行に臨むが、初日の盗難で無一文になる。間抜けと
『僕らのごはんは明日で待ってる』(瀬尾まいこ)_書評という名の読書感想文
2017/01/25 | 『僕らのごはんは明日で待ってる』(瀬尾まいこ), 作家別(さ行), 書評(は行), 瀬尾まいこ
『僕らのごはんは明日で待ってる』瀬尾 まいこ 幻冬舎文庫 2016年2月25日初版 兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と
『ハコブネ』(村田沙耶香)_書評という名の読書感想文
2017/01/09 | 『ハコブネ』(村田沙耶香), 作家別(ま行), 書評(は行), 村田沙耶香
『ハコブネ』村田 沙耶香 集英社文庫 2016年11月25日第一刷 セックスが辛く、もしかしたら自分は男なのではと思い、男装をするフリーターの里帆。そんな曖昧な里帆を責める椿は、暗闇でも日焼け止めを
『風葬』(桜木紫乃)_書評という名の読書感想文
2016/12/28 | 『風葬』(桜木紫乃), 作家別(さ行), 書評(は行), 桜木紫乃
『風葬』桜木 紫乃 文春文庫 2016年12月10日第一刷 釧路で書道教室を営む夏紀は、認知症の母が呟いた、耳慣れない地名を新聞の短歌の中に見つける。父親を知らぬ自分の出生と関わりがあるのではと、短
『浮遊霊ブラジル』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2016/11/28 | 『浮遊霊ブラジル』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(は行), 津村記久子
『浮遊霊ブラジル』津村 記久子 文芸春秋 2016年10月20日第一刷 「給水塔と亀」(2013年川端康成文学賞受賞作) おそらくはこの本の中で一番地味な話。大した起伏もなく、何事もないような感
『花や咲く咲く』(あさのあつこ)_書評という名の読書感想文
2016/10/14 | 『花や咲く咲く』(あさのあつこ), あさのあつこ, 作家別(あ行), 書評(は行)
『花や咲く咲く』あさの あつこ 実業之日本社文庫 2016年10月15日初版 昭和18年、初夏。小さな温泉旅館の娘・三芙美は、女学校の友だちと、思いがけず手に入った美しい布でブラウスを縫い始める。お
『ヒポクラテスの誓い』(中山七里)_書評という名の読書感想文
2016/09/26 | 『ヒポクラテスの誓い』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(は行)
『ヒポクラテスの誓い』中山 七里 祥伝社文庫 2016年6月20日初版第一刷 浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。彼女を出迎えたのは偏屈者の法医学の権威、光崎藤次郎教授と
『箱庭図書館』(乙一)_書評という名の読書感想文
2016/09/16 | 『箱庭図書館』(乙一), 乙一, 作家別(あ行), 書評(は行)
『箱庭図書館』乙一 集英社文庫 2013年11月25日第一刷 僕が小説を書くようになったのには、心に秘めた理由があった(「小説家の作り方」)。ふたりぼっちの文芸部で、先輩と過ごしたイタい毎日(「青春
『陽だまりの彼女』(越谷オサム)_書評という名の読書感想文
2016/09/12 | 『陽だまりの彼女』(越谷オサム), 作家別(か行), 書評(は行), 越谷オサム
『陽だまりの彼女』越谷 オサム 新潮文庫 2011年6月1日発行 幼馴染みと十年ぶりに再会した僕。かつて「学年有数のバカ」と呼ばれ冴えないイジメられっ子だった彼女は、モテ系の出来る女へと驚異の大変身
『八番筋カウンシル』(津村記久子)_書評という名の読書感想文
2016/08/05 | 『八番筋カウンシル』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(は行), 津村記久子
『八番筋カウンシル』津村 記久子 朝日文庫 2014年4月30日第一刷 小説の新人賞受賞を機に会社を辞めたタケヤス。実家に戻り、家業を継ごうと考えはじめるヨシズミ。地元の会社に就職するも家族との折り
『泡沫日記』(酒井順子)_書評という名の読書感想文
2016/07/29 | 『泡沫日記』(酒井順子), 作家別(さ行), 書評(は行), 酒井順子
『泡沫日記』酒井 順子 集英社文庫 2016年6月30日第一刷 初体験。それは若者だけのものではなく、中年期は〈初体験ラッシュの第2ステージ〉なのだ。自分の心身の衰えのみならず、親の死、祖母の介
『ぼくは落ち着きがない』(長嶋有)_書評という名の読書感想文
2016/07/25 | 『ぼくは落ち着きがない』(長嶋有), 作家別(な行), 書評(は行), 長嶋有
『ぼくは落ち着きがない』長嶋 有 光文社文庫 2011年5月20日初版 両開きのドアを押して入るとカウンターがある。そこは西部劇の酒場・・・・ではなく図書室だった。桜ヶ丘高校の図書部員・望美は今
















