『ただしくないひと、桜井さん』(滝田愛美)_書評という名の読書感想文
2020/05/26 | 『ただしくないひと、桜井さん』(滝田愛美), 作家別(た行), 書評(た行), 滝田愛美
『ただしくないひと、桜井さん』滝田 愛美 新潮文庫 2020年5月1日発行 滝田さんの小説は、怖い。怖くて、とても誠実だ。 - 彩瀬まる 悪いと思いながら少女は母を蹴る。性欲の
2020/05/26 | 『ただしくないひと、桜井さん』(滝田愛美), 作家別(た行), 書評(た行), 滝田愛美
『ただしくないひと、桜井さん』滝田 愛美 新潮文庫 2020年5月1日発行 滝田さんの小説は、怖い。怖くて、とても誠実だ。 - 彩瀬まる 悪いと思いながら少女は母を蹴る。性欲の
2020/05/22 | 『冬雷』(遠田潤子), 作家別(た行), 書評(た行), 遠田潤子
『冬雷』遠田 潤子 創元推理文庫 2020年4月30日初版 因習に縛られた港町。12年前、名家を襲った失踪事件。事件で全てを失った青年が辿り着いた、悲劇の真相とは? 人間ドラマの名手
2020/05/20 | 『猫を棄てる 父親について語るとき』(村上春樹), 作家別(ま行), 書評(な行), 村上春樹
『猫を棄てる 父親について語るとき』村上 春樹 文藝春秋 2020年4月25日第1刷 時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を
2020/05/18 | 『幸せのプチ』(朱川湊人), 作家別(さ行), 書評(さ行), 朱川湊人
『幸せのプチ』朱川 湊人 文春文庫 2020年4月10日第1刷 夜中になると町を歩き回るという、銀色の仮面をつけた男。不気味な男の正体を探る少年に、中年の警官は言った。「あの人は悪い
2020/05/15 | 『ユージニア』(恩田陸), 作家別(あ行), 恩田陸, 書評(や行)
『ユージニア』恩田 陸 角川文庫 2018年10月30日17版 [あらすじ]北陸・K市の名士・青澤家を襲った大量毒殺事件。乾杯の音頭の直後、皆がもがき苦しみ始めた。家族・親族、相伴に与
2020/05/13 | 『死んでもいい』(櫛木理宇), 作家別(か行), 書評(さ行), 櫛木理宇
『死んでもいい』櫛木 理宇 早川書房 2020年4月25日発行 「ぼくが殺しておけばよかった」 中学三年の不良少年・樋田真俊が何者かに刺殺された事件。彼にいじめを受けていた同級生・河
2020/05/11 | 『僕はロボットごしの君に恋をする』(山田悠介), 作家別(や行), 山田悠介, 書評(は行)
『僕はロボットごしの君に恋をする』山田 悠介 河出文庫 2020年4月30日初版 あまりに切ない2人の恋の行方は?ラストに驚愕必至の著者最高傑作、待望の文庫化! 文庫限定 「3年後
2020/05/08 | 『逃亡者』(中村文則), 中村文則, 作家別(な行), 書評(た行)
『逃亡者』中村 文則 幻冬舎 2020年4月15日第1刷 「一週間後、君が生きている確率は4%だ」突如始まった逃亡の日々。男は、潜伏キリシタンの末裔に育てられた。 「君が最もな
2020/05/05 | 『アニーの冷たい朝』(黒川博行), 作家別(か行), 書評(あ行), 黒川博行
『アニーの冷たい朝』黒川 博行 角川文庫 2020年4月25日初版 大阪府豊中市で宅配業者を装った男に若い女性が殺された。遺体はセーラー服に着替えさせられ、奇抜な化粧を施されていた。
2020/05/03 | 『森は知っている』(吉田修一), 作家別(や行), 吉田修一, 書評(ま行)
『森は知っている』吉田 修一 幻冬舎文庫 2017年8月5日初版 南の島で知子ばあさんと暮らす十七歳の鷹野一彦。体育祭に興じ、初恋に胸を高鳴らせるような普通の高校生活だが、その裏では
2020/05/01 | 『木になった亜沙』(今村夏子), 今村夏子, 作家別(あ行), 書評(か行)
『木になった亜沙』今村 夏子 文藝春秋 2020年4月5日第1刷 誰かに食べさせたい。願いが叶って杉の木に転生した亜沙は、わりばしになって若者と出会う (「木になった亜沙」)。どんぐ
2020/04/27 | 『素敵な日本人』(東野圭吾), 作家別(は行), 書評(さ行), 東野圭吾
『素敵な日本人』東野 圭吾 光文社文庫 2020年4月20日初版 一人娘の結婚を案じる父に、娘は雛人形を指差して大丈夫という。そこには亡き妻の秘密が・・・・・・・。(「今夜は一人で雛
2020/04/23 | 『ここは私たちのいない場所』(白石一文), 作家別(さ行), 書評(か行), 白石一文
『ここは私たちのいない場所』白石 一文 新潮文庫 2019年9月1日発行 順風満帆な会社員人生を送ってきた大手食品メーカー役員の芹澤は、三歳で命を落とした妹を哀しみ、結婚もしていない
2020/04/21 | 『じっと手を見る』(窪美澄), 作家別(か行), 書評(さ行), 窪美澄
『じっと手を見る』窪 美澄 幻冬舎文庫 2020年4月10日初版 物語の舞台は、富士山が "誇るべき世界遺産" としてではなく、外の世界へ出ようとする者を阻む壁、または外の世界に出た
2020/04/17 | 『くちなし』(彩瀬まる), 作家別(あ行), 彩瀬まる, 書評(か行)
『くちなし』彩瀬 まる 文春文庫 2020年4月10日第1刷 別れた男の片腕と暮らす女。ある日、男の妻から意外な要求を受ける (「くちなし」)。運命で結ばれた恋人同士に見えるという幻
『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」 23年間の記録』清武 英利
『メイド・イン京都』藤岡 陽子 朝日文庫 2024年4月30日 第1
『あいにくあんたのためじゃない』柚木 麻子 新潮社 2024年3月2
『執着者』櫛木 理宇 創元推理文庫 2024年1月12日 初版
『オーブランの少女』深緑 野分 創元推理文庫 2019年6月21日