『肉弾』(河﨑秋子)_書評という名の読書感想文
2020/08/07 | 『肉弾』(河﨑秋子), 作家別(か行), 書評(な行), 河﨑秋子
『肉弾』河﨑 秋子 角川文庫 2020年6月25日初版 大学を休学中の貴美也は、父親に反発しながらもその庇護下から抜け出せずにいた。北海道での鹿狩りに連れ出され、山深く分け入ったその
2020/08/07 | 『肉弾』(河﨑秋子), 作家別(か行), 書評(な行), 河﨑秋子
『肉弾』河﨑 秋子 角川文庫 2020年6月25日初版 大学を休学中の貴美也は、父親に反発しながらもその庇護下から抜け出せずにいた。北海道での鹿狩りに連れ出され、山深く分け入ったその
2020/08/05 | 『プラナリア』(山本文緒), 作家別(や行), 山本文緒, 書評(は行)
『プラナリア』山本 文緒 文春文庫 2020年5月25日第10刷 どうして私はこんなにひねくれているんだろう - 。乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく 「社会復帰」 に興味が持てな
2020/08/03 | 『少年と犬』(馳星周), 作家別(は行), 書評(さ行), 馳星周
『少年と犬』馳 星周 文藝春秋 2020年7月25日第4刷 傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった - 。 2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認
2020/07/31 | 『夜の公園』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(や行)
『夜の公園』川上 弘美 中公文庫 2017年4月30日再版発行 「申し分のない」 夫と、二十五年ローンのマンションに暮らすリリ。このまま一生、こういうふうに過ぎてゆくのかもしれない・
2020/07/29 | 『砂上』(桜木紫乃), 作家別(さ行), 書評(さ行), 桜木紫乃
『砂上』桜木 紫乃 角川文庫 2020年7月25日初版 「あなた、なぜ小説を書くんですか」 北海道・江別で平坦な生活を送る柊令央は、応募原稿を読んだという編集者に問われ、渾身の一作を
2020/07/27 | 『身分帳』(佐木隆三), 佐木隆三, 作家別(さ行), 書評(ま行)
『身分帳』佐木 隆三 講談社文庫 2020年7月15日第1刷 人生の大半を獄中で過ごした受刑10犯の男が極寒の刑務所から満期で出所した。身寄りのない無骨者が、人生を再スタートしようと
2020/07/24 | 『あなたならどうする』(井上荒野), 井上荒野, 作家別(あ行), 書評(あ行)
『あなたならどうする』井上 荒野 文春文庫 2020年7月10日第1刷 病院で出会った男と女の行き場のない愛 - 「時の過ぎゆくままに」。カルト宗教の男を愛してしまった女の悲劇 -
2020/07/22 | 『デルタの悲劇/追悼・浦賀和宏』(浦賀和宏), 作家別(あ行), 書評(た行), 浦賀和宏
『デルタの悲劇/追悼・浦賀和宏』浦賀 和宏 角川文庫 2020年7月5日再版 ひと気のない公園の池で10歳の少年の溺死体が発見された。少年をイジメていたクラスメイトの悪童3人組は事件
2020/07/20 | 『業苦 忌まわ昔 (弐)』(岩井志麻子), 作家別(あ行), 岩井志麻子, 書評(か行)
『業苦 忌まわ昔 (弐)』岩井 志麻子 角川ホラー文庫 2020年6月25日初版 志を立て腹に宿った釈迦如来。親子の情が通じない無情なあの世。色男を焦がれ死させた冷酷な美女。妻に追い
2020/07/17 | 『あの日、君は何をした』(まさきとしか), まさきとしか, 作家別(ま行), 書評(あ行)
『あの日、君は何をした』まさき としか 小学館文庫 2020年7月12日初版 北関東の前林市で暮らす主婦の水野いづみ。平凡ながら幸せな彼女の生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に
2020/07/15 | 『サキの忘れ物』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(さ行), 津村記久子
『サキの忘れ物』津村 記久子 新潮社 2020年6月25日発行 見守っている。あなたがわたしの存在を信じている限り。 ある日、千春はアルバイト先の喫茶店で客が忘れていった一冊の
2020/07/13 | 『ホワイトラビット』(伊坂幸太郎), 伊坂幸太郎, 作家別(あ行), 書評(は行)
『ホワイトラビット』伊坂 幸太郎 新潮文庫 2020年7月1日発行 兎田孝則は焦っていた。新妻が誘拐され、今にも殺されそうで、だから銃を持った。母子は怯えていた。眼前に銃を突き付けら
2020/07/10 | 『カレーライス』(重松清), 作家別(さ行), 書評(か行), 重松清
『カレーライス』重松 清 新潮文庫 2020年7月1日発行 「おとなになっても忘れられない」 「あの場面の続きを読みたかった」教科書や問題集でおなじみの九編の名作集 教科書で読
2020/07/08 | 『逃亡刑事』(中山七里), 中山七里, 作家別(な行), 書評(た行)
『逃亡刑事』中山 七里 PHP文芸文庫 2020年7月2日第1刷 単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が銃殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相を知った
2020/07/06 | 『太陽の塔』(森見登美彦), 作家別(ま行), 書評(た行), 森見登美彦
『太陽の塔』森見 登美彦 新潮文庫 2018年6月5日27刷 私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし
『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」 23年間の記録』清武 英利
『メイド・イン京都』藤岡 陽子 朝日文庫 2024年4月30日 第1
『あいにくあんたのためじゃない』柚木 麻子 新潮社 2024年3月2
『執着者』櫛木 理宇 創元推理文庫 2024年1月12日 初版
『オーブランの少女』深緑 野分 創元推理文庫 2019年6月21日