『ブエノスアイレス午前零時』(藤沢周)_書評という名の読書感想文
2015/03/25 | 『ブエノスアイレス午前零時』(藤沢周), 作家別(は行), 書評(は行), 藤沢周
『ブエノスアイレス午前零時』藤沢 周 河出書房新社 1998年8月1日初版 第119回芥川賞受賞作 舞台は、新潟の雪深い山間地にある一軒の温泉宿。カザマは東京の広告代理店に勤めるサラリーマンでし
2015/03/25 | 『ブエノスアイレス午前零時』(藤沢周), 作家別(は行), 書評(は行), 藤沢周
『ブエノスアイレス午前零時』藤沢 周 河出書房新社 1998年8月1日初版 第119回芥川賞受賞作 舞台は、新潟の雪深い山間地にある一軒の温泉宿。カザマは東京の広告代理店に勤めるサラリーマンでし
2015/03/24 | 『とにかくうちに帰ります』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(た行), 津村記久子
『とにかくうちに帰ります』津村 記久子 新潮社 2012年2月25日発行 「家に帰る以上の価値のあるものがこの世にあるのか」・・どうかは分かりませんが、著者曰く、表題作は「人間の帰巣本能を描き
2015/03/23 | 『レキシントンの幽霊』(村上春樹), 作家別(ま行), 書評(ら行), 村上春樹
『レキシントンの幽霊』(沈黙)村上 春樹 文春文庫 1999年10月10日第1刷 『レキシントンの幽霊』には7つの短編が収められています。中で「沈黙」という作品は村上春樹には珍しくとても〈わかりや
2015/03/20 | 『神様』(川上弘美), 作家別(か行), 川上弘美, 書評(か行)
『神様』川上 弘美 中公文庫 2001年10月25日初版 なぜなんだろうと。なぜ私はこの人の小説を読みたいと思うのか。熱烈なファンかといえば、そんなわけでもありません。それでも、なぜか気になって手
2015/03/19 | 『笑う山崎』(花村萬月), 作家別(は行), 書評(わ行), 花村萬月
『笑う山崎』花村 萬月 祥伝社 1994年3月15日第一刷 「山崎は横田の手を握ったまま、無表情に笑っている。無表情に笑うというのもおかしいが、山崎の笑いは、まさにそんな感じだった。」(「山崎の帰郷
2015/03/18 | 『最後の命』(中村文則), 中村文則, 作家別(な行), 書評(さ行)
『最後の命』中村 文則 講談社文庫 2010年7月15日第一刷 中村文則の小説はミステリーとしても読めるといった解説がありますが、私にはそれが随分無理をした解釈に思えてなりません。ミステリー仕立て
2015/03/17 | 『八日目の蝉』(角田光代), 作家別(か行), 書評(や行), 角田光代
『八日目の蝉』角田 光代 中央公論新社 2007年3月25日初版 この小説は、不倫相手の夫婦に生まれた赤ちゃんを奪い、3年半もの間逃亡生活を続けた一人の女と、誘拐犯を母と信じて育った娘の話です
2015/03/16 | 『起終点駅/ターミナル』(桜木紫乃), 作家別(さ行), 書評(か行), 桜木紫乃
『起終点駅/ターミナル』桜木 紫乃 小学館文庫 2015年3月11日初版 今年の秋に映画になるらしい。佐藤浩市が演じるのは、弁護士の鷲田完治。ヒロインの椎名敦子役は、本田翼(小説では30歳です
2015/03/13 | 『婚礼、葬礼、その他』(津村記久子), 作家別(た行), 書評(か行), 津村記久子
『婚礼、葬礼、その他』津村 記久子 文春文庫 2013年2月10日第一刷 「旅行の日程など関係なく人は結婚するし、人が結婚することになどかまわずに人は死ぬ」 ・・・その通りです。さらに加えると
2015/03/13 | 『NO LIFE KING ノーライフキング』(いとうせいこう), いとうせいこう, 作家別(あ行), 書評(な行)
『NO LIFE KING ノーライフキング』いとう せいこう 新潮社 1988年8月10日発行 『想像ラジオ』を読んだら、この人が書いた別の小説が読みたくなりました。1988年ですから、今か
2015/03/11 | 『誰もいない夜に咲く』(桜木紫乃), 作家別(さ行), 書評(た行), 桜木紫乃
『誰もいない夜に咲く』桜木 紫乃 角川文庫 2013年1月25日初版 7つの短編は、過疎、嫁不足に悩む農村、かつては漁業で栄え、今は輝きを失った地方の町、そして大都市・札幌・・・・・、舞台は違
2015/03/10 | 『八月の路上に捨てる』(伊藤たかみ), 伊藤たかみ, 作家別(あ行), 書評(は行)
『八月の路上に捨てる』伊藤 たかみ 文芸春秋 2006年8月30日第一刷 第135回 芥川賞受賞作 下世話な話ですが、この人が角田光代さんの元ダンナだったこと、みなさんはご存じでした? 私、
2015/03/09 | 『北斗/ある殺人者の回心』(石田衣良), 作家別(あ行), 書評(は行), 石田衣良
『北斗/ある殺人者の回心』石田 衣良 集英社 2012年10月30日第一刷 著者が一度は書きたいと考えていたという《殺人者》の話は、長い連載の末ようやく完成したものです。彼の作品の中では最も長
2015/03/07 | 『沈黙の町で』(奥田英朗), 作家別(あ行), 奥田英朗, 書評(あ行)
『沈黙の町で』奥田 英朗 朝日新聞出版 2013年2月28日第一刷 川崎市の多摩川河川敷で、中学1年生の上村遼太君の刺殺体が発見されたのは、2月20日のことでした。事件に関する報道は過熱する一
2015/03/05 | 『ベッドタイムアイズ』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(は行)
『ベッドタイムアイズ』山田 詠美 河出書房新社 1985年11月25日初版 2 sweet + 2 be =4 gotten( Too sweet to be forgotten 忘れ去られる
『オーブランの少女』深緑 野分 創元推理文庫 2019年6月21日
『揺籠のアディポクル』市川 憂人 講談社文庫 2024年3月15日
『海神 (わだつみ)』染井 為人 光文社文庫 2024年2月20日
『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発
『燕は戻ってこない』桐野 夏生 集英社文庫 2024年3月25日 第