「 作家別(や行) 」 一覧
『さみしくなったら名前を呼んで』(山内マリコ)_書評という名の読書感想文
2016/05/24 | 『さみしくなったら名前を呼んで』(山内マリコ), 作家別(や行), 山内マリコ, 書評(さ行)
『さみしくなったら名前を呼んで』山内 マリコ 幻冬舎 2014年9月20日第一刷 いつになれば、私は完成するんだろう - 。踊る14歳、孤高のギャル、謎めいた夫婦、地元を置いてきた女・・・・律儀に生
『岸辺の旅』(湯本香樹実)_書評という名の読書感想文
2016/04/16 | 『岸辺の旅』(湯本香樹実), 作家別(や行), 書評(か行), 湯本香樹実
『岸辺の旅』湯本 香樹実 文春文庫 2012年8月10日第一刷 きみが三年の間どうしていたか、話してくれないか - 長い間失踪していた夫・優介がある夜ふいに帰ってくる。ただしその身は遠い水底で蟹に喰
『ここは退屈迎えに来て』(山内マリコ)_書評という名の読書感想文
2016/04/14 | 『ここは退屈迎えに来て』(山内マリコ), 作家別(や行), 山内マリコ, 書評(か行)
『ここは退屈迎えに来て』山内 マリコ 幻冬舎文庫 2014年4月10日初版 そばにいても離れていても、私の心はいつも君を呼んでいる - 。都会からUターンした30歳、結婚相談所に駆け込む親友同士
『アズミ・ハルコは行方不明』(山内マリコ)_書評という名の読書感想文
2016/03/28 | 『アズミ・ハルコは行方不明』(山内マリコ), 作家別(や行), 山内マリコ, 書評(あ行)
『アズミ・ハルコは行方不明』山内 マリコ 幻冬舎文庫 2015年10月20日初版 グラフィティ:スプレーやフェルトペンなどを使い、壁などに描かれた落書きのこと。 ステンシル:印刷などで用いる一
『けむたい後輩』(柚木麻子)_書評という名の読書感想文
2016/03/03 | 『けむたい後輩』(柚木麻子), 作家別(や行), 書評(か行), 柚木麻子
『けむたい後輩』柚木 麻子 幻冬舎文庫 2014年12月5日初版 14歳で作家デビューした過去があり、今もなお文学少女気取りの栞子は、世間知らずな真実子の憧れの先輩。二人の関係にやたらイラついて
『流転の魔女』(楊逸/ヤン・イー)_書評という名の読書感想文
2015/12/30 | 『流転の魔女』(楊逸/ヤン・イー), 作家別(や行), 書評(ら行), 楊逸/ヤン・イー
『流転の魔女』楊 逸(ヤン・イー) 文春文庫 2015年12月10日第一刷 居酒屋で時給900円のバイトをしながら法律の勉強に励む中国人女子留学生・林杏(りんきょう)は、ある日通訳を頼まれ、1万
『タイニーストーリーズ』(山田詠美)_書評という名の読書感想文
2015/10/26 | 『タイニーストーリーズ』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(た行)
『タイニーストーリーズ』山田 詠美 文春文庫 2013年4月10日第一刷 当代随一の書き手がおくる、宝石箱のような短編小説集。アメリカ人兵士との恋愛を描く「GIと遊んだ話」から、街に立つ電信柱がその
『ふたりの距離の概算』(米澤穂信)_書評という名の読書感想文
2015/08/14 | 『ふたりの距離の概算』(米澤穂信), 作家別(や行), 書評(は行), 米澤穂信
『ふたりの距離の概算』米澤 穂信 角川文庫 2012年6月25日初版 春を迎え高校2年生となった奉太郎たちの〈古典部〉に新入生・大日向友子が仮入部する。千反田えるたちともすぐに馴染んだ大日向だが
『風味絶佳』(山田詠美)_書評という名の読書感想文
2015/07/30 | 『風味絶佳』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(は行)
『風味絶佳』山田 詠美 文芸春秋 2008年5月10日第一刷 70歳の今も真っ赤なカマロを走らせるグランマは、ガスステイションで働く孫の志郎の、ままならぬ恋の行方を静かに見つめる。ときに甘く、と
『色彩の息子』(山田詠美)_書評という名の読書感想文
2015/07/13 | 『色彩の息子』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(さ行)
『色彩の息子』山田 詠美 集英社文庫 2014年11月25日初版 唐突ですが、例えば、ほとんど面識のない人と初めてまともな会話をしたような場合。ある程度話をすると、相手がこちら側の人間かあるい
『蝶々の纏足・風葬の教室』(山田詠美)_書評という名の読書感想文
2015/06/12 | 『蝶々の纏足・風葬の教室』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(た行)
『蝶々の纏足・風葬の教室』山田 詠美 新潮社 1997年3月1日発行 「風葬の教室」(平林たい子文学賞受賞作) 『僕は勉強ができない』、併録の『蝶々の纏足』と並び、山田詠美が描く少年少女もの
『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』(山田詠美)_書評という名の読書感想文
2015/06/02 | 『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(さ行)
『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』山田 詠美 幻冬舎文庫 1997年6月25日初版 soul music の好きな方のために、タイトルになっている曲をご紹介しましょう。 1) WH
『放課後の音符(キイノート)』(山田詠美)_書評という名の読書感想文
2015/05/02 | 『放課後の音符(キイノート)』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(は行)
『放課後の音符(キイノート)』山田 詠美 新潮文庫 1995年3月1日第一刷 【大人でも子供でもない、どっちつかずのもどかしい時間。まだ、恋の匂いにも揺れる17歳の日々-。背伸びした恋。心の中で
『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』(山田詠美)_書評という名の読書感想文
2015/04/15 | 『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』(山田詠美), 作家別(や行), 山田詠美, 書評(あ行)
『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』山田 詠美 幻冬社 2013年2月25日第一刷 あたり前過ぎて書くのも憚られるのですが、時は思う以上に早く過ぎていくものです。あっと言う間に歳をと
『半落ち』(横山秀夫)_書評という名の読書感想文
2015/04/10 | 『半落ち』(横山秀夫), 作家別(や行), 書評(は行), 横山秀夫
『半落ち』横山 秀夫 講談社 2002年9月5日第一刷 「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの