「 作家別(か行) 」 一覧
『平凡』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2019/08/12 | 『平凡』(角田光代), 作家別(か行), 書評(は行), 角田光代
『平凡』角田 光代 新潮文庫 2019年8月1日発行 妻に離婚を切り出され取り乱す夫と、その心に蘇る幼い日の記憶 (「月が笑う」)。人気料理研究家になったかつての親友・春花が、訪れた
『ちょっと今から人生かえてくる』(北川恵海)_書評という名の読書感想文
2019/08/07 | 『ちょっと今から人生かえてくる』(北川恵海), 作家別(か行), 北川恵海, 書評(た行)
『ちょっと今から人生かえてくる』北川 恵海 メディアワークス文庫 2019年7月25日初版 かつてブラック企業に勤めボロボロになったものの、謎の男ヤマモトと出会ったことで本来の自分
『図書室』(岸政彦)_書評という名の読書感想文
2019/07/24 | 『図書室』(岸政彦), 作家別(か行), 岸政彦, 書評(た行)
『図書室』岸 政彦 新潮社 2019年6月25日発行 あの冬の日、大阪・淀川の岸辺で、私たちは世界の終わりに立ち会った。 定職も貯金もある。一人暮らしだけど不満はない。思い出され
『四月になれば彼女は』(川村元気)_書評という名の読書感想文
2019/07/22 | 『四月になれば彼女は』(川村元気), 作家別(か行), 川村元気, 書評(さ行)
『四月になれば彼女は』川村 元気 文春文庫 2019年7月10日第1刷 4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届く。だが藤代は1年後に結婚を決めていた。愛している
『今昔百鬼拾遺 河童』(京極夏彦)_書評という名の読書感想文
2019/07/19 | 『今昔百鬼拾遺 河童』(京極夏彦), 京極夏彦, 作家別(か行)
『今昔百鬼拾遺 河童』京極 夏彦 角川文庫 2019年6月15日再版 昭和29年、夏。複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。3体目発見の報せを受けた科学雑誌 「稀
『農ガール、農ライフ』(垣谷美雨)_書評という名の読書感想文
2019/06/19 | 『農ガール、農ライフ』(垣谷美雨), 作家別(か行), 垣谷美雨, 書評(な行)
『農ガール、農ライフ』垣谷 美雨 祥伝社文庫 2019年5月20日初版 大丈夫、まだ、笑える - 新しい自分に出会うRe:スタート! 職なし、家なし、彼氏なし - どん底女、農業始
『百花』(川村元気)_書評という名の読書感想文
2019/06/14 | 『百花』(川村元気), 作家別(か行), 川村元気, 書評(は行)
『百花』川村 元気 文藝春秋 2019年5月15日第1刷 「あなたは誰? 」 息子を忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく息子。 ふたりには忘れることのできない "事件" があった
『屋根をかける人』(門井慶喜)_書評という名の読書感想文
2019/05/03 | 『屋根をかける人』(門井慶喜), 作家別(か行), 書評(や行), 門井慶喜
『屋根をかける人』門井 慶喜 角川文庫 2019年3月25日初版 明治38年に来日し、建築家、実業家として活躍したアメリカ人、W・M・ヴォーリズ。彼は日米開戦の前夜、日本にとどまり帰
『昨夜のカレー、明日のパン』(木皿泉)_書評という名の読書感想文
2019/03/20 | 『昨夜のカレー、明日のパン』(木皿泉), 作家別(か行), 書評(や行), 木皿泉
『昨夜のカレー、明日のパン』木皿 泉 河出文庫 2016年2月20日25刷 7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフが、テツコの恋人・岩
『女たちの避難所』(垣谷美雨)_書評という名の読書感想文
2019/03/13 | 『女たちの避難所』(垣谷美雨), 作家別(か行), 垣谷美雨, 書評(あ行)
『女たちの避難所』垣谷 美雨 新潮文庫 2017年7月1日発行 九死に一生を得た福子は津波から助けた少年と、乳飲み子を抱えた遠乃は舅や義兄と、息子とはぐれたシングルマザーの渚は一人、
『父からの手紙』(小杉健治)_書評という名の読書感想文
2019/02/22 | 『父からの手紙』(小杉健治), 作家別(か行), 小杉健治, 書評(た行)
『父からの手紙』小杉 健治 光文社文庫 2018年12月20日35刷 家族を捨て、阿久津伸吉は失踪した。しかし、残された子供、麻美子と伸吾の元には、誕生日ごとに父からの手紙が届いた。
『福袋』(角田光代)_書評という名の読書感想文
2019/02/08 | 『福袋』(角田光代), 作家別(か行), 書評(は行), 角田光代
『福袋』角田 光代 河出文庫 2010年12月20日初版 私たちはだれも、中身のわからない福袋を持たされて、この世に生まれてくるのかもしれない・・・・・・・見知らぬ客から段ボール箱を
『夫の墓には入りません』(垣谷美雨)_書評という名の読書感想文
2019/02/04 | 『夫の墓には入りません』(垣谷美雨), 作家別(か行), 垣谷美雨, 書評(あ行)
『夫の墓には入りません』垣谷 美雨 中公文庫 2019年1月25日初版 どうして悲しくないんだろう。 夫が死んだというのに、何の感情も湧いてこない。 それどころか、祭壇に飾られた遺影を
『キッドナッパーズ』(門井慶喜)_書評という名の読書感想文
2019/01/16 | 『キッドナッパーズ』(門井慶喜), 作家別(か行), 書評(か行), 門井慶喜
『キッドナッパーズ』門井 慶喜 文春文庫 2019年1月10日第一刷 表題作 「キッドナッパーズ」 は2003年、第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞した幻のデビュー作だ。わざわざ
『万引き家族』(是枝裕和)_書評という名の読書感想文
2019/01/14 | 『万引き家族』(是枝裕和), 作家別(か行), 是枝裕和, 書評(ま行)
『万引き家族』是枝 裕和 宝島社 2018年6月11日第一刷 「犯罪」 でしか つながれなかった - 。万引き・年金不正受給・虐待・・・・・・・。 是枝監督が自ら描く、映画では語り尽せ