「 書評(は行) 」 一覧
『初めて彼を買った日』(石田衣良)_書評という名の読書感想文
2021/02/16 | 『初めて彼を買った日』(石田衣良), 作家別(あ行), 書評(は行), 石田衣良
『初めて彼を買った日』石田 衣良 講談社文庫 2021年1月15日第1刷 もうすぐ28歳の誕生日を迎える瑞穂は、親友の里香からプレゼント代わりにあるカードをもらう。それは 「クラブ・
『緋色の稜線』(あさのあつこ)_書評という名の読書感想文
2021/02/13 | 『緋色の稜線』(あさのあつこ), あさのあつこ, 作家別(あ行), 書評(は行)
『緋色の稜線』あさの あつこ 角川文庫 2020年11月25日初版 ※本書は、2012年9月に講談社より刊行された単行本 『白兎1 透明な旅路と』 を加筆修正し、改題のうえ文庫化したも
『晩夏 少年短篇集』(井上靖)_書評という名の読書感想文
2021/02/01 | 『晩夏 少年短篇集』(井上靖), 井上靖, 作家別(あ行), 書評(は行)
『晩夏 少年短篇集』井上 靖 中公文庫 2020年12月25日初版 たわいない遊びや美しい少女への憧れ、そして覚えず垣間見た大人の世界・・・・・・。誰もが通り過ぎるが、二度と帰れない
『プリズム』(百田尚樹)_書評という名の読書感想文
2021/01/11 | 『プリズム』(百田尚樹), 作家別(は行), 書評(は行), 百田尚樹
『プリズム』百田 尚樹 幻冬舎文庫 2014年4月25日初版 ある資産家の家に家庭教師として通う聡子。彼女の前に屋敷の離れに住む青年が現れる。ときに荒々しく怒鳴りつけ、ときに馴れ馴れ
『密やかな結晶 新装版』(小川洋子)_書評という名の読書感想文
2020/12/30 | 『密やかな結晶 新装版』(小川洋子), 作家別(あ行), 小川洋子, 書評(は行)
『密やかな結晶 新装版』小川 洋子 講談社文庫 2020年12月15日第1刷 記憶狩りによって消滅が進む島。人々は大切な物を、そして自分自身を、失っていった。 その島では、記憶
『ボニン浄土』(宇佐美まこと)_書評という名の読書感想文
2020/10/14 | 『ボニン浄土』(宇佐美まこと), 作家別(あ行), 宇佐美まこと, 書評(は行)
『ボニン浄土』宇佐美 まこと 小学館 2020年6月21日初版 刺客は、思わぬところからやって来た。 1840年、気仙沼から出航した五百石船・観音丸は荒天の果てに、ある島に漂着
『犯罪調書』(井上ひさし)_書評という名の読書感想文
2020/10/07 | 『犯罪調書』(井上ひさし), 井上ひさし, 作家別(あ行), 書評(は行)
『犯罪調書』井上 ひさし 中公文庫 2020年9月25日初版 白い下半身を剥き出しにした娘が横たわっている。麻酔薬を嗅がされているらしく身動きひとつしない。娘の、高く盛り上がった胸が
『ボクたちはみんな大人になれなかった』(燃え殻)_書評という名の読書感想文
2020/09/04 | 『ボクたちはみんな大人になれなかった』(燃え殻), 作家別(ま行), 書評(は行), 燃え殻
『ボクたちはみんな大人になれなかった』燃え殻 新潮文庫 2018年12月1日発行 好きだった人の名前を、SNSで検索したことはありますか - ? それは人生でたった一人、ボク
『ブラフマンの埋葬』(小川洋子)_書評という名の読書感想文
2020/09/02 | 『ブラフマンの埋葬』(小川洋子), 作家別(あ行), 小川洋子, 書評(は行)
『ブラフマンの埋葬』小川 洋子 講談社文庫 2017年10月16日第8刷 読めば読むほどいとおしくなる。 胴の一・二倍に達する尻尾の動きは自由自在、僕が言葉を発する時には目をそ
『百年泥』(石井遊佳)_書評という名の読書感想文
2020/08/17 | 『百年泥』(石井遊佳), 作家別(あ行), 書評(は行), 石井遊佳
『百年泥』石井 遊佳 新潮文庫 2020年8月1日発行 豪雨が続いて百年に一度の洪水がもたらしたものは、圧倒的な "泥" だった。南インド、チェンナイで若いIT技術者達に日本語を教え
『プラナリア』(山本文緒)_書評という名の読書感想文
2020/08/05 | 『プラナリア』(山本文緒), 作家別(や行), 山本文緒, 書評(は行)
『プラナリア』山本 文緒 文春文庫 2020年5月25日第10刷 どうして私はこんなにひねくれているんだろう - 。乳がんの手術以来、何もかも面倒くさく 「社会復帰」 に興味が持てな
『ホワイトラビット』(伊坂幸太郎)_書評という名の読書感想文
2020/07/13 | 『ホワイトラビット』(伊坂幸太郎), 伊坂幸太郎, 作家別(あ行), 書評(は行)
『ホワイトラビット』伊坂 幸太郎 新潮文庫 2020年7月1日発行 兎田孝則は焦っていた。新妻が誘拐され、今にも殺されそうで、だから銃を持った。母子は怯えていた。眼前に銃を突き付けら
『僕はロボットごしの君に恋をする』(山田悠介)_幾つであろうと仕方ない。切ないものは切ない。
2020/05/11 | 『僕はロボットごしの君に恋をする』(山田悠介), 作家別(や行), 山田悠介, 書評(は行)
『僕はロボットごしの君に恋をする』山田 悠介 河出文庫 2020年4月30日初版 あまりに切ない2人の恋の行方は?ラストに驚愕必至の著者最高傑作、待望の文庫化! 文庫限定 「3年後