『だから荒野』(桐野夏生)_書評という名の読書感想文
2016/11/21 | 『だから荒野』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『だから荒野』桐野 夏生 文春文庫 2016年11月10日第一刷 46歳の誕生日、夫と2人の息子と暮らす主婦・朋美は、自分を軽んじる、身勝手な家族と決別。夫の愛車で高速道路をひた走る。家出した妻より
2016/11/21 | 『だから荒野』(桐野夏生), 作家別(か行), 書評(た行), 桐野夏生
『だから荒野』桐野 夏生 文春文庫 2016年11月10日第一刷 46歳の誕生日、夫と2人の息子と暮らす主婦・朋美は、自分を軽んじる、身勝手な家族と決別。夫の愛車で高速道路をひた走る。家出した妻より
2016/11/18 | 『夜葬』(最東対地), 作家別(さ行), 書評(や行), 最東対地
『夜葬』最東 対地 角川ホラー文庫 2016年10月25日初版 ある山間の寒村に伝わる風習。この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめこんで弔う。くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるとい
2016/11/16 | 『私のなかの彼女』(角田光代), 作家別(か行), 書評(わ行), 角田光代
『私のなかの彼女』角田 光代 新潮文庫 2016年5月1日発行 「男と張り合おうとするな」醜女と呼ばれながら、物書きを志した祖母の言葉の意味は何だったのだろう。心に芽生えた書きたいという衝動を和歌が
2016/11/14 | 『妖怪アパートの幽雅な日常 ① 』(香月日輪), 作家別(か行), 書評(や行), 香月日輪
『妖怪アパートの幽雅な日常 ① 』香月 日輪 講談社文庫 2008年10月15日第一刷 共同浴場は地下洞窟にこんこんと湧く温泉、とてつもなくうまいご飯を作ってくれる「手首だけの」賄いさん - 十三歳
2016/11/09 | 『この話、続けてもいいですか。』(西加奈子), 作家別(な行), 書評(か行), 西加奈子
『この話、続けてもいいですか。』西 加奈子 ちくま文庫 2011年11月10日第一刷 先日たまたまテレビをつけたら『MUSIC FAIR』という音楽番組で、松任谷由実とJUJUとがデュエットをして
2016/11/07 | 『国道沿いのファミレス』(畑野智美), 作家別(は行), 書評(か行), 畑野智美
『国道沿いのファミレス』畑野 智美 集英社文庫 2013年5月25日第一刷 佐藤善幸、外食チェーンの正社員。身に覚えのない女性問題が原因で左遷された先は、6年半一度も帰っていなかった故郷の町にある店
2016/11/04 | 『甘いお菓子は食べません』(田中兆子), 作家別(た行), 書評(あ行), 田中兆子
『甘いお菓子は食べません』田中 兆子 新潮文庫 2016年10月1日発行 頼む・・・・僕はもうセックスしたくないんだ。仲の良い夫から突然告げられた妻の動揺。〈土下座婚活〉が功を奏して知り合った男性に
2016/11/02 | 『なぎさホテル』(伊集院静), 伊集院静, 作家別(あ行), 書評(な行)
『なぎさホテル』伊集院 静 小学館文庫 2016年10月11日初版 「いいんですよ。部屋代なんていつだって」 東京での暮らしをあきらめ、逗子の海岸に立ち寄った若者を、家族のように温かく迎え入れた伝説
2016/10/31 | 『枯れ蔵』(永井するみ), 作家別(な行), 書評(か行), 永井するみ
『枯れ蔵』永井 するみ 新潮社 1997年1月20日発行 富山の有機米農家の水田に、T型トビイロウンカが異常発生。日本に存在しないはずの害虫がなぜ - 。有機米使用の商品を企画した食品メーカー社員・
2016/10/27 | 『二十歳の原点』(高野悦子), 作家別(た行), 書評(な行), 高野悦子
『二十歳の原点』高野 悦子 新潮文庫 1979年5月25日発行 独りであること、未熟であることを認識の基点に、青春を駆けぬけていった一女子大生の愛と死のノート。学園紛争の嵐の中で、自己を確立しようと
2016/10/25 | 『影踏み』(横山秀夫), 作家別(や行), 書評(か行), 横山秀夫
『影踏み』横山 秀夫 祥伝社 2003年11月20日初版 三月二十五日早朝 - 。三寒四温でいうなら、真壁修一の出所は寒の日にあたった。高塀の外に出迎えの人影はなく、だが、内耳の奥には耳骨をつんつ
2016/10/24 | 『暗い越流』(若竹七海), 作家別(わ行), 書評(か行), 若竹七海
『暗い越流』若竹 七海 光文社文庫 2016年10月20日初版 5年前、通りかかった犬に吠えられ飼い主と口論になった末に逆上し車で暴走、死者5名、重軽傷者23名という事件を引き起こした最低の死刑囚・
2016/10/21 | 『菊葉荘の幽霊たち』(角田光代), 作家別(か行), 書評(か行), 角田光代
『菊葉荘の幽霊たち』角田 光代 角川春樹事務所 2003年5月18日第一刷 友人・吉元の家探しを手伝いはじめた「わたし」。吉元が「これぞ理想」とする木造アパートはあいにく満室。住人を一人追い出そうと
2016/10/19 | 『永遠の1/2 』(佐藤正午), 佐藤正午, 作家別(さ行), 書評(あ行)
『永遠の1/2 』佐藤 正午 小学館文庫 2016年10月11日初版 失業したとたんにツキがまわってきた。婚約相手との関係を年末のたった二時間で清算できたし、趣味の競輪は負け知らずで懐の心配もない。
『オーブランの少女』深緑 野分 創元推理文庫 2019年6月21日
『揺籠のアディポクル』市川 憂人 講談社文庫 2024年3月15日
『海神 (わだつみ)』染井 為人 光文社文庫 2024年2月20日
『百年と一日』柴崎 友香 ちくま文庫 2024年3月10日 第1刷発
『燕は戻ってこない』桐野 夏生 集英社文庫 2024年3月25日 第